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企画展「 アイヌと沖縄 」
平成24年7月6日(金)〜12月2日(日)

 アイヌの人々は魔除けの意味を込めて、衣服・工芸品や日常使われる道具類などを様々な文様で飾りました。 丁寧に施されたアイヌ文様の一つ一つに作り手の暖かい心が込められています。

 “琉球列島は内地の東北地方や北陸地方とともに民芸品の宝庫である。建築や歌舞のような分野も含めて、ここは世界無上の民芸の大宝庫というべきであろう。 〜中略〜 人文の修練された調和をもち、健康をそなえ、情緒にみちていて、しかも強く生活に結びついた、いわば文化の華なのである。”
倉敷民藝館初代館長・外村吉之介は、著書『沖縄の民藝』にこう記しています。

 神秘的な祈りの暮らしに用いられるアイヌの品々と、美の王国である沖縄の民芸品。どちらも丁寧で多彩な美しい品々で溢れています。
 倉敷民藝館所蔵のアイヌの品々が一堂に会するのは約10年振りです。この機会に是非ご覧下さい。


いろりの部屋 皿 沖縄

脚絆 アイヌ

提げ重 沖縄 紅房 1981年



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